風刺漫画 caricature 2005 11 4

 私に記憶が正しければ、
2003年2月頃に、ニューズウィークには、
このような風刺漫画が掲載されていたと思います。
 「大量破壊兵器は、どこに隠したのか」と聞かれ、
サダム・フセインが、こう答えたのです。
「イラクには、もう、ない。北朝鮮に売ってしまった」。
 私は、こんなジョークが、世界的に有名な週刊誌に掲載されているのだから、
「アメリカ人は、誰も、イラクに大量破壊兵器があると信じていないだろう」、
「少なくとも、ニューズウィークの読者は、信じていない」と思いました。
 ところが、翌月の2003年3月には、イラク戦争が始まってしまいました。
「ニューズウィークの読者は、アメリカでは、少ないのか」と、不思議に思いました。

 その後、ニューズウィークには、こんな記事も掲載されていたと思います。
アメリカ政府が、イラクの大量破壊兵器疑惑で騒いでいる時に、
サダム・フセインは、恋愛小説を書くのに夢中だった。
 サダム・フセインが書いた恋愛小説は、日本でも翻訳され、出版されました。
あまり売れなかったそうですが、今の日本では、恋愛小説が、ブームとなっています。
そういう意味では、サダム・フセインは、恋愛小説ブームの先駆けとなったと言えます。

































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